2018/08/15 13:50

いつも行くダム湖が2メートルの減水をしたため釣るポイントが増えてまいりました。


ワクワクが止まらない私でございます。

さて、今回は僭越ながら少し私とunfudgeのことを書かせていただきたいと思います。

unfudgeを作っているのは誰ぞや?

そう、私でございます。太田宜孝と申します。

随分と男前に撮っていただいております。もみあげと顎髭が繋がらないことを悩んでおります。育毛剤を塗り込みましょうか、悩んでおります。男にとって髭とは愛おしく大切なものでございます。耳にあるのはピアスではなくホクロでございます。私痛みにめっぽう弱い体質ですので自らタブに穴をあけることなどもってのほかでございます。

私、生まれも育ちも京都府向日市です。性は太田、名は宜孝、人呼んでヨッシーと発します。
皆様共々、文化・音楽高鳴る飛騨高山に住居籠りあります。
不思議な縁もちまして自分如のために粉骨砕身、創成に励もうと思います。
西へ行きましても東へ行きましても、とかく土地土地のお兄さんお姉さんに御厄介かけがちなる若造でござんす。
以後、見苦しき面体お見知りおかれまして今日後万端引き立って宜しく御頼ん申します。

大好きな寅さんで自己紹介をさせていただきました。
太田宜孝、1975年生まれの43歳でございます。実家は剣道場を営んでおり、祖父は104歳の現役剣士でございます。
幼少の頃は7階建マンションに住み、スケートボードで縦横無尽に滑り回り怒られ、階段横の樋を7階まで上り下りして怒られ遊んでおりました。横向きに進むことと高いところへ登れることが私のステイタスでございました。もしくは高いところから飛び降りれるとヒーローでございます。3階から飛び降り足の骨を折った友人はスーパーヒーローでございました。

15歳の頃、BURTON東海代理店へ行き「スノーボードがしたいんだ!」とお願いしに行ったところ、飛騨高山にある数河高原スキー場への配属を命じられました。そうインストラクターのアシスタント業です。怖い先輩方に可愛がられこの年にJSBA1級を所得。B級ライセンス講習で眠りこけ見事落第。初年度よりスポンサーが付くまでの間モグリのイントラとして活躍いたしました。

22歳からプロスノーボーダーとして活動しており、現役の頃は誌面も画面も賑わすいい男でしたが、残念ながら黄色い声援ではなく野太い声援を多くいただいておりました。小さな環境から少しずつ広がって行く度に衝撃を受けるほどかっこいい仲間に出会えてこれまで進んで来れました。そんな中、スノーボードウェアをデザインするという仕事も始めます。プロになった22歳の頃ですから21年前に遡ります。

最初は手書きで、次にパソコンで、次にパタンナーと、パーツを決めてサンプル製作へ。こういったことをプロスノーボーダーとしての活動をしながらやっておりました。そして数ブランドでウェアデザインを担当し、2017年に飛騨高山にて独立。この年にミッドレイヤーを中心とするブランド「unfudge」をスタートさせました。

スノーボーダーが真剣に作るミッドレイヤーって今まであったでしょうか?僕たちの仲間には世界で活躍するアスリートもいます。そんな彼らさえアウトドアブランドのインナーを使っていたのです。僕も根っからのスノーボーダーですが、パタゴニアやホグロフスなどアウトドアブランドを使っていました。でもスノーボードする中、アウトドアブランドを着て気持ちの盛り上がりを感じたことはありませんでした。ただ私たちの世界に優れたものは数点しかなく生産背景上高価です。結果アウトドアブランドのそれしかなかったのです。

なんでもいいと思えない私がいます。車でもそうです、人と荷物が運べればなんでもいいなんて思えないのです。私がいるスノーボードという世界から生まれるミッドレイヤー、山岳スノーボーディングなど過酷な環境に身を置くプロのアスリートたちが使用するミッドレイヤー。常に使用に値する物作りを行っています。

現在の私はunfudgeを運営する株式会社太田商会を設立し、代表取締役として新たな夢に向かって進んでおります。

これまで私も、北半球南半球と沢山のスキー場や山をプロスノーボーダーとして滑ってきました。低い山高い山様々です。もちろん国内でも北から南まで沢山のスキー場や山へ訪れました。これからも増えて行くこと間違いなしでございます。

拠点である飛騨高山は私のキャリアのルーツでもあり、unfudgeで作り上げるものはアウトドアフィールドで使用するものです。様々なことを考えれば東京や大阪を拠点にする方がいいのかもしれませんが、「つくる→試す→修正→試す→製品」このサイクルは自然の側にいないと不可能です。そしてもう一つ重要なことがあります。それは「直す」こと。ご購入いただいた製品を対象とした修理ができる環境を作ること。

現在のunfudgeでは、ご購入いただいた商品についての修理に他アウトドアブランドほどのお時間は必要ありません。この距離に重要な工程を置くこと、これは私たちunfudgeにとって重要なことでした。幸いこれまで修理依頼や不良品のお申し出はありませんが、「枝に引っ掛けて敗れてしまった!でも週末に使うからすぐに修理して欲しい!」などのご要望にも最大限お応えいたします。

今では沢山の仲間がunfudgeを着てアウトドアフィールドで活動しています。

プロスノーボーダー
プロサーファー
プロアングラー
山岳ガイド
アーティスト
日本酒蔵元
アドベンチャーガイド
スキー場管理者
パークディガー
レスキュー隊
スノーモービル

様々な環境下でも快適にご使用いただける。どんな環境でも目的を達成するチャレンジがあり、そのチャレンジに集中できる物でなければならない。皆様が手に取るunfudgeプロダクトは全てにこの信念を持っています。

長々と書かせていただきました。お付き合いありがとうございました。

それでは。



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