2018/10/23 12:19

昨日の最低気温は4〜5度。


本日も事務所の窓は開け放しております。
気持ちの良いあの冬の朝、ピリッとキンッと冷えたあの朝ももうそこまできております。

あいも変わらず手が悴み年月の流れを感じる私でございます。

さて、アンファッジの仲間達第3回目はこの方でございます。


松山智一 / Tomokazu Matsuyama
アメリカNYで活躍する現代アーティストでございます。


幼少期はアメリカ西海岸に住む。
そこでスケートボードに出会いこのカルチャーの影響を受けながら育つ。その後飛騨高山に戻りスノーボードに明け暮れる冬を過ごしメディアにも取り上げられ世界を飛び回る。そんな過酷なシーズン中に10ヶ月も歩けないほどの大怪我を負ってしまう。病床でこれ以上は滑れないと覚悟した彼は、それからの一生をファインアートに捧げることを決断する。上智大学卒業後、2002年に渡米しNY私立美術大学院プラット・インスティテュートからコミュニケーションズデザインのMFAを取得する。アメリカNYにTOMOKAZU MATSUYAMA STUDIOを設立後、世界中の展覧会や個展で作品を発表。2013年にはハーバード大学にてアーティストプレゼンテーションを行い、個展も開催された。若い頃からの情熱を常に持ち続け、現代日本人ファインアートのパイオニアとなった彼は世界の大舞台でこれからも戦い続ける。

彼の作品は、アジア美術館/サンフランシスコ・ロイヤルファミリー/ドバイ・アラブ首長国連邦/スタンダードホテル(アンドレバラツグループ)/コスモポリタンホテルグループ/マイクロソフトコレクションなどのコレクションに常設されています。2014年8月には香港ハーバーシティギャラリー公共美術委員会に授与された


なぜ世界的に活躍するアーティストがアンファッジの仲間なの?と。わかります。そうでございますよね。

彼とは20歳の頃に出会いました。場所はここ飛騨高山でございます。彼も飛騨高山に住みスノーボーディングに明け暮れておりました。私がパイルドライバーという老舗スノーボードショップのチーム「コメカミチョッパーズ」の一員に混ぜていただいた時から毎日一緒に滑らせていただいておりました。そう、彼はスノーボーダーなのです。高山にある流葉スキー場で毎日ジャンプを繰り返しておりました。その頃から絵を描いており、アメリカMt.Hoodでのサマーキャンプで彼は私の板に絵を描いてくれました。その貴重な板は今でも実家に眠っている・・・はずでございます。

ヒップホップが好きな彼は仲間で曲を作り、ラッパーとしても活動しておりました。マルチでございます。私の友人、平岡暁史の作ったスノーボードビデオ「Passor」への楽曲提供や、スノーボードブランド「infinity」でのグラフィックデザインを担当。私の専門誌でのインタビュー記事の扉ページも彼が描いてくれた私の顔でございました。

そんな彼は世界を舞台に活躍するアーティストでございます。アメリカNYにて「Tomokazu Matsuyama Studio」を拠点に世界中で個展を開催。今年にはスヌーピーと一緒に日本へも帰ってきました。


そんな彼がなぜunfudgeに名を連ねているのか。それは、

「NY寒いでしょ。寒いんでしょ。僕新しく作ったから着てよね。送るから着てよね。友達でしょ。」

ということでございました。

私の夢は彼の絵を買って家に飾ることでございます。私は彼の作る作品が大好きでございます。私の作るものはデザインや表面的には違えど彼の影響を深く受けております。すなわちそれは日本の文化でございます。

それでは。