2018/10/30 17:16

会社の車はスバルでございます。このスバルですが、この度リコールと整備のため工場へ預けてまいりました。


代車はスズキのスイフト。スポーツの6速MTでございます。

血湧き肉躍る私でございます。

さて、アンファッジの仲間たち5人目はこの方。

堀井優作様でございます。
兵庫県出身 34歳

サーファーの父親の影響から幼少の頃スケートボードに出会い、1993年の冬、真っ白なスキー場で初めてスノーボードと出会う。
父親はきっとプロサーファーにしたかったのだろう。でも彼はスケートボードとスノーボードに夢中になってしまった。街中を遊園地に変えてしまうスケートボーダーは一般社会から疎まれる存在だ。スノーボーダーも同じく雪山を縦横無尽に滑り回る、雪が降れば街中だって遊び場に変わる。こんな同じような環境の中で二つがリンクし、そして進化していった。コンテストにはさほど興味を持たない彼が熱中したのは、世界中の山々へ旅をし、そこで出会う新しい仲間やフィールドだった。山の状況や環境の良し悪しよりも、スノーボードを持って飛び回る旅から得られる、沢山の刺激や経験が何よりも重要だった。そんな自身のキャリアから、グローバルブランドでシグネイチャーボードやブーツを発表する。国内では、オリンピックや世界中のメディアで活躍する國母和宏が主導するプロダクションSTONPにも参加、数々の個性あふれる滑りを残す。現在は、サーファーでもある父親が運営してきたショップギャラリー「PANASH」の運営。そして弟であるアーティスト堀井良輔とともにアートやアパレルを発信する「DAYZE」を運営しながら、今までと変わらずスノーボードを持ち飛び回っている。


彼の拠点は兵庫県たつの市。ここに、アトリエ・ギャラリー・ストアを構えておられます。

堀井優作と堀井良輔。兄弟で発信するブランド「DAYZE」では、お二人の持つ個性からしか産まれない価値観が表現されています。

プロスノーボーダーとしてはグローバルチームに参加し、日本国内だけではなく世界へ向いて活動しておられます。そんな彼らの作品をなんと無料でご覧いただけてしまうこのご時世。

スケートボーディング・スノーボーディングはサブカルチャーでございます。いつの世も通常の道を行く皆様に煙たがられながらも、自身の欲求を満たすため戦うのでございます。今や日本でも立派な文化となってございます。

では、堀井優作様にスポットを当ててまいりましょう。

彼と初めてお会いしたのは、私が宮城県に住んでいる頃でございます。2004年頃でしょうか、街中で行うイベントがありその時にお会いいたしました。第一印象は、古風で男らしく礼儀正しく、彼の滑りからは想像もできないほど物腰の柔らかい人でした。何度となくお話しすることも増え、彼の人柄に惚れてございます。

彼はプロスノーボーダー安藤健二が好きだと仰います。

「そうか、かっこいいものね彼ね。アンディーね。アンディーさんね。
  でももう一人居たりする?関西でさ、同じ京都でさ、居るやんもう一人。」

「もちろんヨッシーさんも好きですよ。」

「愛してる。」

このようにとても優しい男でございます。

彼は自分の生まれ育った環境を愛し、土地を愛し、人を愛しております。そんな彼は頑固者でございます。ただしそれは人に対するものではなく、自分に対する頑固さでございます。本物でございます。

彼の滑りには作り上げられたものではなく、これまでのチャレンジや経験から滲み出る個性が光っております。


あ、あとお酒を飲むとアレになるのはやはり彼も同じでございます。


それでは。