2018/12/18 17:18
お久しぶりでございます。
ここのところ、ここ飛騨高山でも雪が降り山は雪化粧。スキー場も一部オープンしております。
明日は滑りに行くぞと息巻いております、私でございます。
unfudge UN1000/UN1050について、とても多く聞かれることがございます。それは何かと申しますと、
「ユニクロのヒートテックと何が違うの?」
「ユニクロのヒートテックでじゅうぶんじゃね?」
「安いしヒートテックでじゅうぶんじゃね?」
「お前もそう思うよな?」
「おん、じゅうぶんじゃね?」
ということでございます。
私もヒートテックを使用しておりました。私がヒートテックを使っていたのは、UN1000/UN1050を開発途中のことです。<以前>にも書かせていただきましたが、ヒートテックの実力とはなんぞや。使い道とはなんぞや。を実感しないとわからないあれやこれや言えないと思ったからでございます。使ってないと何もわからないのでございます。
実際に山へヒートテックを着て滑りに行ったことがございます(普段は絶対に使用しません)。割と気温も高く気持ちの良い日でございまして、ひとしきり滑り汗もかき、レストランで休んで、さあまた滑るぞという時にヒートテックは乾いておりませんでした。この時厚手のものを着てましたので余計に乾かず非常に不快でした。
ここで一つ重要なことを。
「汗で濡れるまでは暖かい」
そう、暖かいのです。間違いなく暖かいのです。生地の好みもありまして、私はヒートテックを着ると痒くなります。もともと幼い頃アトピー持ちだったこともあり、繊細な肌をしておりますので余計に痒くなるのかもしれません。私にとっては非常に辛い人体実験でございました。
では、UN1000/UN1050と比較するとどうでしょうか?
一番違う点は、汗で濡れても暖かいのか?ということでございます。寒い冬山や寒い日のスポーツなど運動すると熱くなります。汗はどうしたってかいて参ります。UN1000/UN1050では、汗で濡れていることに気づかないことも多々あります。それはなぜか?
裏地がグリッド状になっており、肌に触れる面積がとても少ないのです。だから濡れていてもサラサラと着続けられるのです。加えてこのグリッドには暖かい空気を快適な量だけ閉じ込める機能も備わります。薄い面からは余分な熱や湿度を効率よく逃してゆくのです。
私の場合、スノーボーディングと冬の寒い日々でUN1000/UN1050を使用しております。特に雪山での使用で不快な思いはこれまで経験がありません。もちろんこれだけで暖かいという事ではありません。セカンドレイヤー・ミッドレイヤー・アウターウェアと正しく使用してのお話でございます。
これを踏まえて、汗をかかない環境ではヒートテックも良し。汗をかく環境ではUN1000/UN1050が良し。お値段や年に何度使用されるかにもよりますので一概にダメ!良し!とは言えませんが、可能であれば質の良いものを、使う環境に適したものをお勧めいたします。
私は絶対に山でヒートテックは使用しません。理由は簡単、汗で濡れて寒くなり帰りたくなるからでございます。
それでは。